ちゃんこ‼︎のいまさらレビュー

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子宮卵管造影検査やってきました。痛みは?何がわかるの?料金は?をレビューします

 

 

 

こんにちは、ちゃんこ!!です。

唐突な話ですが、『子宮卵管造影検査』ってご存知ですか??

妊活をされている方なら、一度は耳にしたor経験したことがあるのではないでしょうか。

かくいう私も、2人目の出産を望んでおり、妊活中の身でありまして…最近2回目の子宮卵管造影検査をすることになりました。

 

これから、『子宮卵管造影検査』を受ける方に

・どんなことをするのか

・何がわかるのか

・痛みの有無

・検査料金はどれくらいなのか

 

等の体験をしてどうだったのかをレビューしたいと思います!

 

 

 

 

子宮卵管造影検査をするきっかけ

 

冒頭に、今回は2回目のは子宮卵管造影検査をすることになったと書いていましたが、初めて私が検査したのはこの記事を書く1年半ほど前でした。

 

その時は、1人目の息子も2歳になり、すこーーし成長して、余裕もできたし、自分の年齢を考えると2人目を出産するなら…そろそろかな?

と思いたってから、なかなか妊娠できず。

1人目はありがたい事に自然妊娠だったので、何も考えずに2人目もすぐに迎えられるやろ。と思っていましたが、そう簡単に妊娠することはありませんでした。

 

なかなか妊娠できないな、と思いながらも特に何をすることもなく過ごしていました。

 

そんなある時に、友人に「一度検査だけでもしてもらえば?もしかしたら、妊娠しづらい体質になっているのかもしれないよ」と言われ、婦人科を訪問することに。

 

いきなり子宮卵管造影検査ではなかった。

婦人科へ行き、医師に相談するとまずは血液検査をすることになりました。

血液検査の結果で判明したことは、

ミュラー管ホルモン(AMH)というホルモン値が、

検査時点での私は同世代の人よりも減少傾向にあり、

妊娠しづらい状態だということでした。

 

初めて聞いたわそんなホルモン名…という感じでしたが、

この『抗ミュラー管ホルモン=AMH』とは、発育過程にある初期の卵胞から分泌されるホルモンのことをいうようです。

このホルモンにより、卵巣が卵子(赤ちゃんになりうるもの)をどれくらい排卵する能力があるかを知ることができるのだそうです。

ホルモンの値が高ければ、発育のステージに入った卵胞が多いことになり、反対に低ければ発育している卵胞が少ないということらしいです。

 

ただ、医師に言わせると私の場合は極端にAMH値が低いわけではないので、

自然妊娠の望みはあるらしく

次は「子宮卵管造影検査」をしてみましょう!と、今回のこの記事の本題ともなる検査を受けたわけです。

 

 

子宮卵管造影検査当日の流れ

検査なので、そこまで大げさな準備はありませんでした。

まず、当日の流れの前に…

 

そもそも子宮卵管って何?

ということなんですが。

人体の名称なんて何十年も前に習ったっきりで、その時に卵管なんて覚えたかな…と、頭を傾けたくなるところですね。

【卵管】とは、卵巣と子宮をつなぐ管のことで、精子卵子が出会うための唯一の通り道でもあるそうです。

なので、この卵管が詰まっていると自然妊娠を望み、どれだけ頑張っても、精子が卵巣にたどりつけないということなんだそうです。

 

検査当日の流れ

 

朝から病院へ行くまで

 

検査は午後一番に予約をとりました。

午前8時以降は絶食するように指示がありました。

(水やお茶であれば水分は摂取可でした。)

検査が午前中であれば、前日の23時から絶食することになるようです。

病院によって絶食開始の時間の指定は異なるかと思いますので、多少の前後はあるかもしれません。

 

検査日は土曜日で仕事も休みだったので、出発時間ぎりぎりまで寝て空腹を感じずにいたかったのですが、休日の息子さんはびっくりするくらい早起きなのでそういうわけにはいかず・・・(あるあるですかね?苦笑)

 

息子と夫のご飯の準備をし、二人が美味しそうに食べている姿を横目に空腹を我慢し

 

いざ、病院へ!!!!!

 

 

病院について

まずは普段通りに診察と問診がありました。

 

 ・経膣エコー

 ・体調確認

 ・検査の流れを簡単に説明

 

という感じでした。

検査をするのは2回目だったので、検査の流れや説明は短時間でした。

 

経膣エコーついでに鎮痛剤の座薬もいれられました。

 

ここで後悔したことは、「トイレ早めに行っておけばよかった・・・」

 

以上です。

 

 

 

待機ルームへ移動

待機ルームに案内されると

 

衣類(ズボン、下着、靴下)を脱いで検査衣に着替えるように言われました。

鎮痛剤が効くまでと検査室の準備が整うまでに20分ほど待機。

待っている間に検査後について書かれている用紙を読んでおくようにとも言われました。

 

ちなみにどんなことが書かれていたかというと

 

 ★検査後、出欠が数日続けて出ることがある(心配なし)

 ★検査当日はシャワーのみ、翌日以降は出血がなければ入浴可能

 ★検査後の食事に制限は無し ← これは嬉しい

 ★感染予防の抗生物質の処方あり

 ★発熱・腹痛・大量出血が継続する場合はすぐに連絡する

 

という内容でした。

 

『検査後の食事に制限無し』に元気をもらい、検査室へ行くことに

 

 

検査室(処置室)へ移動

 横になり、あとは先生に身を委ねる・・・(ざっくり)

 

レントゲンを撮るための造影液を注入されるのですが、まずはその液を入れるための管を入れられます。

「管入れますよー!違和感あるかもしれませんが、痛かったら言ってください」

と、先生からの声かけがありました。

 

『管』って言葉だけで痛そうですよね・・・

個人的には管を挿入されるときは痛みはありませんでした。

 

「あぁ、管入ってるんだろうな・・・今のこれは」という感じでした。

 

造影用の液を注入

 

「では、次に液を注入しますよ。詰まっていると痛みがでるので、痛かったら我慢せずにすぐに言ってくださいね。」

 

歯医者でも聞くこの「痛かったら我慢せずに言ってくださいね」

私の行きつけの歯医者は素直に痛いアピールしても2回はスルーされます。

しかし、ここの婦人科の先生は違ったのでそれが救いでした。

 

最初の注入(左の子宮)で若干の痛みを感じました。

痛みは生理痛によく似た痛みです。

痛いアピールをすると、すぐに注入を止めてレントゲン撮影。

 

「じゃあ次は右の子宮いきますよ」

激痛でした・・・じわじわ鈍痛が激痛に変わっていく感じでしたね。

この痛みもまたキツい生理痛の時のような痛みでした。

痛すぎて「痛いです」と普通の声も出せないくらいで、

必死で小声で近くに立っていた看護士さんに「痛い痛い痛い・・・」と訴えました

 

再度注入を止めてもらい、最後のレントゲン撮影。

 

ものの15分もかからない間に検査は終了しました。

 

痛みは徐々に消えていき、段々楽になりました。

すぐに立って歩くこともできます。

(私は力みすぎて、ちょっと貧血ぎみでした)

 

 

 

待機ルームへ戻り、再び待機

 ・服に着替える

 ・ひたすら待機(20分ほど)

 

下腹部の痛みはほぼ消えて、検査が終わった安心感と共に空腹が押し寄せてきました。

ありがたいことに、空腹を紛らすためにお菓子と紙パックのジュースをいただきました。

空腹を堪えた後に食べるチョコレートクッキーとリンゴジュースは最高でした。

 

朝ごはん抜いただけでこの空腹感だったので、

私には1日断食はできそうにないです…という気付きがありました。

食べたい時に、食べたいものを食べられるのって本当に幸せなんだな…

 

再度、診察室へ

 

 審査結果は、

 

  ・右の子宮へ繋がる卵管 → 詰まっている

  ・左の子宮へ繋がる卵管 → 少し詰まっている

 

という結果でした。

 

先生曰く、右の卵菅がつまりに詰まっていたために激痛を感じたようです。

左側は造影液が子宮まで到達しているので卵菅は通っていたため、痛みが右の時よりはそれほど無かったのも納得でした。

 

ちなみに、めちゃくちゃ生々しいですが↓↓レントゲンを載せますね。

 

卵管造影検査の結果です

 

 

画像の説明を簡単にすると・・・

細くウネウネ(くねくね?)しているものが卵菅と呼ばれる部分になるそうです。

細い管の先に白い固まりが見えるのが子宮(左側)になります。

私のレントゲン画像には細い管は2種見えますが、白い固まりは1つだけしか見えませんよね。

(画像下部分に見えるのは器具の影です)

ということは、右側の卵菅は詰まっており子宮まで造影液が辿り着かなかったことになります

 

なので、右側の子宮が排卵の月はどれだけ頑張っても妊娠することはないんです。

 

実は1回目の検査結果とは結果が異なっていました

1回目の検査は1年半ほど前に受けたんですが、そのときの結果は今回と逆でした。

左側の子宮が詰まっており、右側は少し通っている状態でした。

 

どちらも通りが良いわけではなかったので、卵菅を広げる手術を受けましたが、1年半

の間に徐々に詰まっていったようです。

 

先生に聞くと、卵菅を広げる手術をしてもその人の体質でそのまま広がったままの人もいれば、3ヶ月ほどで詰まってしまう人もいるそうです。

 

 

そんな訳で、今回の検査結果でも片方の卵菅が詰まっていたので手術することになりました。

 

 

卵菅造影検査後の体調や出血について

検査後の痛みですが、検査直後は下腹部の痛みはありましたが時間がたてばそれも薄らいでいきました。

また、気分が悪くなったり、吐き気なども感じることはありませんでした。

そして、出血ですが私の場合は少しの出血が翌日昼頃位まで続きました。

検査後は日常生活にすぐ戻れましたよ。

 

気になる検査料金について

卵管造影検査を受診して、気になる検査料金ですが…

診察、検査代金を併せて6,620円でした。

(内訳:検査と再診で4,900円、鎮痛剤の座薬と経膣エコーで1,720円)

そのあと、抗生物質(2日分)を処方してもらって800円でした。

総合計すると7,420円ですね。

 

かかる病院によっては、再診料や処方する薬の種類等も異なってくると思うので金額は前後すると思います。

また、窓口での診療費の支払いもカードOKのところもあれば、現金しか受け付けないところもたまにあります。(私の病院は現金支払いのみでした。)

検査当日は、少し余裕をもって現金をもっていくか、事前に費用がどれくらいかかのかを確認しておくのも大切ですね。

 

最後に

私は2回目の1年半ぶりでしたが、やはり痛かったです。

ですが、卵菅が詰まっていることが分かったことで次のステップにも進むこともできました。

妊活をしていくなかで一度は体験するであろう「卵菅造影検査」について、どんなことがわかるのか、どういったことをするのか、痛みはどんな感じなのかをレビューさせていただきました。

これから卵菅造影検査を受ける方の疑問に少しでもお役にたてれば幸いです。

 

 

 

次は卵菅鏡下卵菅形成術(FT)と呼ばれる、卵菅を広げる手術を受ける予定です。

全身麻酔なので手術前後の記憶しかないとは思いますが、またレビューしたいと思います。