こんにちは!ちゃんこ!!です。
今回はタイトルにもある通り、卵菅鏡下卵菅形成術を受けてのレビューをしたいと思います。
「ら、卵菅きょ・・・???え、もう一度言って?」
と、なるような名前の手術ですよね。
略して「FT手術」ともいうようです。
一体どんな内容の手術なのか、手術を受けてどうだったか等の体験談を書いていきたいと思います。
手術前後の痛みや体調に関しては、あくまでも私の感想ですので、これから手術を受ける方の参考になれば嬉しいです!
ちなみに、この手術をするきっかけとなった検査(子宮卵菅造影検査)の体験談も記事にしておりますので、よろしければそちらも併せてご覧くださいね。
FT手術当日の流れ
今回の手術を受ける時間は15:00頃とちょっとゆっくりめでした。
手術の6時間前には絶食(水で水分補給は可)しないといけないので、この日は8時頃に起きて簡単にご飯をすませることに。
絶食前の食事に関しては特に禁止される物もありませんでした。
手術の10分前には到着するようにと指示があったので、少し早めに病院へ。
<病院に到着>
到着後は、まず手術の説明と質疑応答。
次にエコーで子宮の状態の診察(排卵チェック)がありました。
今月は左が排卵ですね~とか、そんな感じの会話だけで…
2回目の手術ということもあって、とくに私からも質問することもなく診察は簡単に終わりました。
<待機室へ移動:手術の準備>
その後、待機室へ案内され下着等を脱いで検査衣へ着替え・・・
最初に生理食塩水の点滴を開始されました。
その10分後に筋肉注射を肩に打たれました。(これがすごい痛い( ;∀;))
この筋肉注射は、唾液の分泌を抑えたり、気持ちを落ち着かせる効果があるそうです。
<手術室へ移動:いざ!手術へ!!>
注射を打ってから、約5分後に手術室へ移動
↓
手術台に乗って、寝転び両足を広げて足を立てるように指示されると、
足をマジックテープのついたバンドで固定されました。
その後、点滴から静脈麻酔を投与され・・・徐々に視界の色がモノクロになって...
グルグル、ウネウネとハイスピードでマットな質感の幾何学模様の固まりに追いかけられる用な夢を見ながら・・・息苦しいな・・・と感じつつ目覚めました。
<再び待機室へ:術後、目覚めてすぐの感想>
目覚めた頃には手術は終わり、待機室のベッドの上で寝ていました。
看護師さん曰くほんの30分の間寝ていたそうです。
手術自体は私が意識を落としてからものの10分もかかっていないとのこと…
静脈麻酔をするのは2回目ですが、寝起きの感覚が気持ち悪いんですよね。
事前に打っていた筋肉注射の効果で唾液の分泌が抑えられていて、
意識が徐々に戻ってくると、口の中がカラカラなんです。
どれだけ唾液を意識して出そうとしても出てこない!!!!
看護師さんに話しかけられても声は喉がガサガサででないし、
水分補給したくてもまだ身体に麻酔が若干残っているせいか
すぐに動けないのがちょっと辛かったです。
ちなみに術後の痛みについてですが、起きてすぐはそこまで重たくはないけど、ちょっと痛みを感じる生理痛と近い感覚を感じました。
人によって生理痛の痛みは様々なので、なんとも説明しにくいですが...
我慢はできるけど、このままジワジワと痛みが続くようであれば、痛み止め飲んでしまいたいなぁ(泣)という位の痛みでした。
でも個人的には、静脈麻酔が抜けきらない、喉がカラカラで唾液が全然でてこない、身体が重だるい感じのほうがきつかったです。
看護師さんも、麻酔が完全に抜けきるまではゆっくり待機室で休んでくださいね。と、焦らせることもなく、優しく対応してくださったのがありがたかった...。
そして、飲み物とお菓子をいただいたのも嬉しかったです。
<再度、診察室へ:術後の説明>
麻酔が抜けて身体のフワフワした感じが消え、動けるようになったので再度診察室へ。
画像を先生に渡されまして。
これが卵菅が貫通した証拠ですよ~と渡されたのがこの画像
↑○が黄色く写っているのは貫通した証拠らしいです。
黄色いのは管の先にライトがついていて、その光の色なんだそうです。
貫通していなければ、黄色く映らずは真っ黒になるとのこと。
他には、
今月が一番卵菅通ってるからチャンス!
プレッシャーにならない程度に頑張ってね!
という感じでした。
手術後の体調について
術後の生理痛のような痛みは、手術当日の夜には感じなくなっていました。
ただ、出血が1回目の手術よりも2回目の方が長引きましたね…
1回目は手術の翌日には止まっていましたが、今回は3日間は続いていました。
出血量はそこまで多いわけではなく、月経の終わりかけのような感じでした。
だから、「もう出血とまるかな?」と思っていたのに、なかなか止まらないのでちょっと不安にもなったりしましたが、それ以外の体調の変化はありませんでしたよ^^
元気元気!いっぱい食べちゃお!って感じでした(笑)
ちなみに、手術当日は入浴を控えてシャワーだけにするようにとのことでした。
(手術翌日も出血が続く場合もシャワーのみにしてください。とのことでした。)
手術の金額と保険について
手術料金
まず…気になる手術の料金ですが、卵管は左右の子宮とつながっている管なので、片方で15万円でした。
私は両方の卵管を手術したため、15万×2か所=30万でした。
それ以外には処方された抗生物質の薬代が1000円ほどのお支払いでしたよ。
高額医療制度について
30万…なかなかにかかりますよね。
なので私は加入している健康保険の【高額療養費制度】を利用しました。
クリニックの先生も「手術代が高いので、前もって健康保険会社に連絡を取って高額療養制度の手続きしておいた方がいいよ」と進めてくれました。
この【高額療養費制度】ですが、簡単に説明すると…
1日~月末までの一カ月間での医療費の自己負担額が高額になった場合に、年齢や収入に(配偶者の扶養に入っているなら配偶者の収入)に沿った「自己負担限度額」を超え分が後で払い戻される制度になります。
(払い戻されるには自分で申請しないといけないので、ちと面倒。)
ちなみに手術当日までの期間に猶予がある場合は、事前に「限度額適用認定証」を申請して事前に認定証を受け取っておくと、窓口での支払いが自己負担限度額のみで済むので後日医療費の払い戻し申請をする手間が省けるのでお勧めですよ。
私は手術するまでに約1か月余裕があったので、先に「限度額適用認定証」を健康保険会社に手配してもらい、窓口での支払いは30万ではなく自己負担限度額いっぱいの80,000円程ですみました。
加入している健康保険会社によって、認定証の発行日数が異なるのでFT手術に限らず、手術や入院することが早めに分かっている場合は、分かった時点で発行手続きされることをお勧めします。
ちなみに私の場合は、夫が申請(会社の総務課に手続き)してから私の手元に届くまでは2週間程かかりました。
任意で加入している保険の給付金について
私の加入している保険では、「日帰り手術」での一時金が給付されました。
過去に一度同じ手術を受けているので、受給できるのかどうかが不安でしたが、保険の担当者に確認すると前回の手術との間隔が空いているので大丈夫との返事でした。
加入している保険会社によって対応は異なってくるかとは思いますが、かさむ医療費を少しでも抑えたいですよね。
事前に給付対象なのかどうかを確認することもお勧めです。
※地域等や個人の収入・加入している任意保険によっては表示している価格とは異なりますので、あくまでもちゃんこの体験談ですので参考にしてもらえれば幸いです。
静脈麻酔の感想(見た夢とか)
夢は1回目の静脈麻酔の時と同様で、乾いた土のような質感の大きなミミズのような四角い塊がずーっと追いかけてきたり、私が別の塊に乗ってそれを追っていたり。
それも結構なスピードで、ジェットコースターみたいな感じでした。
静脈麻酔を経験した友人にも聞いてみると、似たような夢を見て寝覚めが悪かったと言っていました。
同じような経験された方がいれば嬉しいです…!
最後にまとめ
今回、このFT手術を受けて数カ月は卵管が広がっているので、これを機会に前向きに妊活に励んでいきたいなと思います。
日帰りですぐに終わる手術とはいえ、医療費はなかなかにパンチのある価格なので医療制度や加入している保険等をうまく利用していきたいですね。
今後も妊活レビューを実体験を踏まえてお伝えしていきたいと思います…!
そして一番伝えたいのは、全身麻酔で手術を受ける人は持ち込みが可能であればお茶かお水は絶対に持って行ってください…!
目覚めたらめっちゃ喉が渇いてますよ…!!!!
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました@^^@